tanka-2
まさかvol.2が世に出るなんて、私自身も思っていませんでした。このまま爆バズりして爆売れして単独短歌集出して印税で南の島で猫と二人暮らしする未来を夢見てvol.3公開を目指します。すみません酔っ払ってます。
3月24日
ひだまりでじりじり焼けたねこの毛で
火傷せぬよに転がす仕事
そんな仕事だけをしながら週休3日で月40万円ほしい。
もう君が去ってしまったこの町で
いるはずのない亡霊探す
学校に残した荷物を引き上げに行った日、件の彼女が住んでいた町を車窓から眺めながら。
3月30日
昇るのを見届けた日が沈みゆく
わたしが泣いても地球は廻る
実家で過ごす最後の日。暗いうちに起きて妹と海まで日の出を見に行って、昼の間目一杯遊んで、夕方に西の角部屋で泣きながら洗濯物を畳んだ。
人生は美しいと彼が歌うから
試しに明日は、と繰り返し生きる
LIFE IS BEAUTIFULを聴くと、無性に泣いてしまいそうになるよね。
3月31日
遠足もキャンプもライブも旅立ちも
ハレの日はいつも雨ばかり
何かと雨の思い出ばかり。雨は嫌いだけど雨のお陰で記憶が鮮明になる部分はあるかもしれない。
4月12日
生活の端にふと君映り込む ことが君にもあればなんてね
会うことも関わりも無くなって順調に生活から存在感が薄れているけど、ふとしたきっかけで件の彼女が思い浮かぶことがあって、そんなことが向こうにもあったりしたらちょっと嬉しいななんて。
4月16日
桃色のかの有名なあのドアがあれば毎晩何処へ行こうか
ゴールデンウィークに帰省するのに往復4万もかかって、どこでもドアがあったらなと切実に。
4月17日
悲しい日 当てもなくただ歩こうか
誰にも見えない犬を連れてさ
散歩する仲間がいるというただ一点のみにおいて、犬のいる暮らしにちょっぴり憧れる。
4月30日
腕を抜けするりと逃げて空いた席
金子みすゞの"ねこ"の部分
インスタのbioに書いている"金子みすゞと2字違い"というお気に入りのフレーズから連想してみた。
5月3日
火を見ると眠くなるっていつも言う
寝てても良いよ 朝に起こすよ
火を見ると眠くなるのは私です。
思わせ振りな女になりたいから本当は解説的な短文も書かない方がいいんだろうね。出しゃばりだから語っちゃうんだよね。